那須サファリパーク公式ツイにトラを処分しないでの訴え殺到 飼育員の無事も祈る
トラが飼育員を襲う事故が起こった栃木県の那須サファリパークの公式ツイッターには、このトラを処分しないでほしいという訴えが殺到している。
事故はこの日の朝、開園前に飼育員3人が獣舎でトラにかまれるなどのケガを負い、うち1人は重傷とも報じられている。かんだトラは「ボルタ」という名前で同園の人気の動物。世界で30頭ほどしか飼育されていない「ゴールデンタビータイガー」と言われ、金色の毛並みが特徴と、地元新聞も紹介していた。
那須サファリパーク公式ツイッターでは、「園内事故の為休園しております」とつぶやかれているが、ここには5日午後4時30分現在、コメントが120件にものぼっている。通常のつぶやきにはコメントはほとんどつかないことから、桁違いのコメントと言える。そのほとんどが、飼育員の無事とともに、ボルタを処分しないでほしいという訴え。
「どうかトラを殺したり、閉じ込めたりしないで下さい」「怪我で搬送された飼育員さんの無事と、ボルタくんがこのまま那須サファリパークに残れます様に」「ボルタをこれからも、今までと同じように、どうか守ってください」「ケガをされた飼育員さんたちが重傷でないことを祈りつつケガをさせたトラには罪はないことを祈ります」などの声が寄せられていた。