梅宮アンナ 父辰夫さん看板黒塗り問題に「ひどい、本当に」 レシピ本出版で母の涙にもらい泣き

 タレントの梅宮アンナ(49)と母の梅宮クラウディア(77)が15日、都内で行われたアンナ監修の著書「梅宮家の秘伝レシピ-梅宮辰夫が家族に遺した料理帖-」発売記念イベントに出席した。

 アンナの父で2019年12月に死去した梅宮辰夫さんは料理好きで知られ、残した2000レシピから思い入れの深いものを厳選して出版した。亡くなった直後から、レシピ本の出版企画をあたためてきたという。

 家では料理ばかり作っていたという辰夫さん。生前は父に任せっきりで、料理に興味がなかったというアンナは「父が大変な料理ばかり作っていたので料理恐怖症になっていたけど、いなくなると、がんばろう、となって、父のノートを見ながら料理をしました」と父の思いを引き継いだ。

 12月で三回忌を迎える。父を失ってからは「めまぐるしい時間を母と過ごした。私はいなくなってさみしい、とは(途方に)暮れなかった、やることが多かったので」と振り返り、レシピ本出版に「父は『やっと分かったか。料理楽しいんだよ。俺言ってたでしょ』と言ってくれると思います」と目を細めた。この日も「手を合わせて本ができたよと報告してきました」と明かした。

 妻のクラウディアは登場しあいさつすると「胸がいっぱいになって…」と思わず涙。アンナも母の涙を見てもらい泣きし、「父の残したものを再現するのに一番大変だったのが、パパってどうだったっけと思い出さなくちゃいけなくって。結構細かくて。私も細かいらしくて、生前対立もあったけど、母に『パパそっくりね』と言われた」と明かした。

 アンナは続けて「(母と)二人で力合わせて、どうにかここまできました。父が積み上げてきたものを崩しちゃ行けないなとがんばっています」と語った。

 その後、アンナは本の中から、レシピを実際に披露。しかしクラウディアは「ちょっと違う…」とピシャリ。アンナは「私なりにがんばったんですけどね」と苦笑。料理を作ってあげたい人を問われると「いないんですよ本当に。この先もいないと思います。本当にモテないから。母なんか私の顔見るたびに再婚しろというけど、梅宮辰夫さんと結婚したクラウディアさんは結婚は素晴らしいものと思ってるけど、私は結婚嫌なんですよ」と苦笑いしていた。

 10月18日にインスタグラムで明かした、亡き父のビル看板が顔の部分だけ黒く塗りつぶされていた問題について「ひどいですよね、本当に。ああいうことになって、先方と父の事務所の社長さんが全部やってくださってる」とだけ話した。「こないだも通ったけど(黒塗り部分は)白くなってた。白くなればいいものでもないですけど、しょうがないというかそういうことも生きてればあるんだなという経験でした」と話した。

 アンナによると辰夫さんとの契約が終了後も看板を使い続けていた業者がおり、抗議したところ、顔部分が“黒塗り”されたという。

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