松潤、英語でスピーチ 嵐ライブ映画が世界で配信「楽しんでいただけることを祈ってます」

 人気グループ・嵐の松本潤(38)が25日、都内の外国特派員協会で行われた、嵐初のライブ映画「ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM“Record of Memories”」の記者会見に出席した。昨年末でのグループの活動休止後、初の公の場。海外の記者たちを前に流ちょうな英語であいさつし、作品への思いを語ると共に、世界6地域で公開されることも発表された。

 活動休止から約1年10カ月。白シャツに黒スーツでフォーマルに決めた松本は、登場するや無数のフラッシュを浴びた。

 「本日はお集まりいただきありがとうございます、松本潤です。この映画が日本の皆さんのみならず、世界中のたくさんの皆さんに楽しんでいただけることを祈っています」。まずは日本語であいさつすると、同様の内容を流ちょうな英語でスピーチ。変わらぬりりしいたたずまいで、視線を一人占めにした。

 嵐初のライブフィルムとなった今作は、2019年のデビュー20周年ツアー「ARASHI Anniversary Tour 5×20」の期間中に東京ドームで撮影。計125のカメラを駆使し、メンバー5人の息づかいまで聞こえるような臨場感ある仕上がりとなっている。

 グループのコンサート演出を手掛けてきた松本にとっても、記念すべき映画となった。自身の名前もスタッフの1人として刻まれており「この作品のディレクションを務めさせていただいたのは大変光栄」と話し「自分たちがあの3時間半の中で何を感じて何を届けようとしているのかが、すごく映っている。嘘をつけずにフィルムに焼き付いている感じ」と熱っぽく語った。

 今作は世界の人々にも見てもらいたいという願いもコンセプトの一つで、海外メディアを前にしたこの会見場が選ばれた。今年6月に上海国際映画祭ワールドプレミアで上映され、日本では11月3日にドルビーシネマでの先行公開を経て同26日に全国公開される。新たに台湾、香港、マカオなど6地域での劇場公開が決定。韓国、中国、ブルネイでも公開に向け調整中という。

 松本は「世界の人たちに日本のエンターテインメントを見てもらえるように、これからも表現者として頑張っていきたい」と語った。

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