泉ピン子 胆のう摘出手術受けていた 胆石告白「くの字じゃないと歩けない」
女優の泉ピン子(74)が胆のう摘出手術を受けていたことを23日、歌手・和田アキ子(71)がパーソナリティーを務めるニッポン放送「ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回」で公表した。所属事務所によると手術は静岡県熱海市の病院で14日に行われ、腹部の痛みは残っているものの術後の経過は良好。万全を期すため、3カ月は安静に過ごすという。
5年8カ月ぶりの同番組ゲスト出演で、マシンガントークを繰り広げた泉が「実は病院から出てきて1週間目。手術したの。胆のうを取ったのよ。石があったんで。胆石」と打ち明けた。驚く和田に「ばあさんみたいに、くの字じゃないと歩けなくて、真っすぐ歩けないの」と腹部を伸ばせない状況を明かし、「おへそを切ったらしいの。そこから管を入れて胆のうを取るんだって」と手術方法を生々しく解説した。
関係者によると、泉は手術前日の13日に検査入院し、14日午前に2時間の手術を受け、17日に退院。術後の経過は良好だが3カ月は安静に過ごすという。
初めて発作が出たのは4年前、テレ朝系ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」撮影2日目で、それ以降、脂っこい食べ物や甘い食べ物を摂取した時に起こる腹痛に悩まされていた。
泉は番組内で、来年1月の梅沢富美男(70)主演舞台に約1カ月出演するため「もし発作が起きたら迷惑がかかる」と説明。術前の症状は「激痛ですよ。冷や汗は出るわ、言えない痛みかな」と壮絶な闘病を明かした。
また、4年前に発作が出た当時を振り返り、医師から慢性すい炎と胆石で3週間の入院が必要と告げられたものの「(ドラマを)降りられない」と断り「『10日間、水だけで生活できるか』って言われて。私10日間、絶食したわよ。みんなに迷惑かけられない。今だったら死ぬよね。それで毎日、撮ってたんだから」と役者魂で乗り切ったことを告白。和田が「大変な中で来ていただいて」と気遣うと、泉は「年を取ることはそういうことかな」と仕方ないとばかりに話していた。