ザ・バンド お宝音源多数収録の「カフーツ」50周年記念盤12・10リリース

 伝説の米ロックバンド「ザ・バンド」の4thアルバム「カフーツ」(1971年)の50周年記念エディションが12月10日にリリースされることが22日深夜、発表された。

 「カフーツ」は米ビルボード誌のアルバムチャートで最高21位を記録し、ザ・バンドにとって4枚連続のトップ30入りとなった名盤。今回はスーパー・デラックス・エディション・ボックス・セット(2CD+1LP+ブルーレイ+7インチシングル)、2CD、デジタル、180グラムLP、限定版180グラムLPの各フォーマットで発売される。

 これまでの50周年記念エディション同様、メインソングライターのロビー・ロバートソンが監修。ボブ・クリアマウンテンがオリジナル・マルチトラック・マスターテープから新たに制作したニュー・ステレオ・ミックスを採用している。

 未発表音源が多数収録され、1971年5月にパリのオランピア劇場で録音されたライブ音源11曲も含まれている。絶好調の欧州ツアーを記録した公式ブートレグ音源だ。さらに「エンドレス・ハイウェイ」や「傑作をかく時」の初期バージョンや別バージョン、6曲分の初期テイク、アウトテイク、インストゥルメンタル・バージョン、音数を減らしたミックスも聞くことができる。

 ニュー・ステレオ・ミックスと共に、クリアマウンテンによる本編とボーナストラック4曲の新たなドルビー・アトモスおよび5.1サラウンド・ミックスも収められている(ブルーレイにハイレゾ音源で収録)。いずれのニュー・ミックスも、ゲートウェイ・マスタリングのアダム・ライアンがマスタリングを担当した。

 ボックス・セットには、71年に発売された日本盤7インチシングル「カーニバル b/w ザ・ムーン・ストラック・ワン」の復刻版(音源はニュー・ステレオ・ミックス)、ロバートソンの書き下ろしエッセーやロブ・ボウマン執筆の詳細なライナーノーツを掲載した全20ページのブックレット、バリー・ファインスタイン、リチャード・アヴェドン(メンバー全員が目を閉じている裏ジャケットの写真)、ギルバート・ストーン(ザ・バンドのメンバーを引き延ばして描いた表ジャケットのポートレート)の作品を複製したリトグラフ3点も収録されている。

 他にも、オリジナル・レコーディング・セッションの歴史的なデータなどの情報を豊富に収めている。

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