吉岡里帆 新鋭関西劇団と「真剣勝負だ!」関西演劇祭実行委員長就任

 関西演劇祭をPRする板尾創路、吉岡里帆、西田シャトナー氏(撮影・園田高夫)
 演劇への熱い思いを話す吉岡里帆(撮影・園田高夫)
 演劇についてのトークで笑顔を見せる吉岡里帆(撮影・園田高夫)
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 女優の吉岡里帆(28)が23日、都内で行われた「関西演劇祭2021」実行委員長発表記者会見に出席し、実行委員長に就任した。同演劇祭は今年で3度目の開催で、実力で選ばれた10の関西小劇団が参加。新たな才能を発掘して全国に発信することを目指す。実行委員長には毎年、関西小劇場出身女優が選ばれている。

 緊張した面持ちで登場し、大役就任について「実行委員長という肩書を聞くと荷が重いと思っていたけど、大人の文化祭のようで楽しい演劇祭になりそうですので、新しい魅力を発信して、まずは演劇を楽しむことを心から努めていきたいと思います」と意気込んだ。

 学生時代に出会った演劇が役者を志すきっかけとなり、関西の小劇場を中心に活躍。連続テレビ小説「あさが来た」(15年)で注目を集め、今に至る。「初めて見たのが素晴らしい演劇で人生の転機となる日だった。生ものの貴重さや、そこにいた人だけが共有できる価値が演劇の魅力。演劇の面白さをぜひ知ってほしい思いが強い」と語った。

 演劇愛あふれる吉岡は、参加劇団への期待も高い。「いびつなものとか、演者が心から思って発しているエネルギーに出会ったときすごく感動するので、むき出しで作品に向き合っている方と出会いたい。そこが一番楽しみですね、真剣勝負だ!って」と正面から向き合う覚悟を見せた。

 会見にはフェスティバルディレクターを務めるタレントで俳優の板尾創路(58)、スペシャルサポーターの劇作家・西田シャトナー氏(56)、映画監督・行定勲氏(53)、NHKエンタープライズ ドラマ部シニア・ディレクターの一色隆司氏(54)も参加した。

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