藤井聡太三冠「味の濃いラーメンを」 京都での竜王戦前夜祭で麺好きな一面

 将棋の藤井聡太三冠(19=王位・叡王・棋聖)が、豊島将之竜王(31)に挑む第34期竜王戦七番勝負第2局(22、23日、京都・総本山仁和寺)の前夜祭が21日、京都府内のホテルで開催された。

 9月13日に叡王を奪取し、最年少三冠を達成した藤井三冠。最年少四冠をかけ、将棋界最高峰のタイトルに挑んでいる。王位戦、叡王戦に続き、今年3回目となる豊島竜王とのタイトル戦だ。

 第1局(8、9日、東京・セルリアンタワー能楽堂)では、序盤から形勢は豊島竜王に傾いていたが、終盤に藤井三冠が鋭い踏み込みで優位を拡大。最後は大差で押し切り、123手で逆転勝利した。それでも第1局を振り返った藤井三冠は「豊島竜王の積極的な将棋に対応できなかった」と自己分析。この期間で修正に時間を費やしてきたという。

 豊島竜王との対戦成績はここまで、6月末の王位戦開幕時には1勝6敗。まさに“天敵”だったが、9勝9敗の五分としている。世界遺産「仁和寺」で行われる第2局に「京都は久しぶりなので。味の濃いラーメンも有名と聞きますので、機会があればぜひいただきたい」と心を躍らせ、会場を沸かせた。

 将棋界ではこれまで、四冠同時保持者は、大山康晴十五世名人、中原誠十六世名人、米長邦雄永世棋聖、谷川浩司九段、羽生善治九段の5人。10代にして究極のレジェンドに肩を並べるべく「持ち時間が8時間と長いので。一手一手考え抜いて、いい将棋を指したいです」と決意を語った。

 また、竜王位連続3期獲得に挑む豊島竜王は「第1局を落として少し厳しい展開ではありますが、自分なりに精いっぱい頑張ってい将棋を指していけたら」と抱負を口にした。

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