清原博氏 兵庫県VS明石市長にダメ出し「双方とも手順を踏んでいない」

 フジテレビ系「バイキングMORE」が21日、兵庫県明石市の泉房穂市長(58)がプレイベント後に運営業者らに「どう喝的』で不安をあおる」発言をしたとして兵庫県が明石市に抗議文を提出するとともに異例の会見を開いたことを取り上げ、弁護士の清原博氏は「双方とも手順を踏んでいない」とダメ出しした。

 番組では、緊急会見を開いた兵庫県によると、17日に兵庫県明石市で行われた「全国豊かな海づくり大会兵庫大会」のプレイベントで、泉市長が運営会社の責任者、司会を務めたアナウンサーに対し「式典の中身が全然なってない。特に映像の出来が悪い。業者を替えてやる。知事に言ってやる」「明石市のPRコメントが少なすぎる。全体的に間延びしている。なぜ臨機応変につなぎのコメントを入れないのか」と発言したと紹介。

 また、双方に直接話を聞き、県の担当者は「うちの受託業者ですから、うちが指揮命令してますので。ご指摘がもし市長にあるんでしたら、私どもの事務局の方におっしゃっていただくのが筋」と説明したと伝えた。

 泉市長は「全く現場にもいずに話も聞いていないのに事実を書きようもないんではないかと思いますけどね」と自身への聞き取りがなかったことに戸惑いながら「『知事に言って業者を変えてやる』なんてことは当然言わないですし、そもそもそんな発想はしないです」と運営会社への発言は完全否定。アナウンサーへの発言については「司会進行をもっと臨機応変にできないのかという話はしました。事実です」と認めたという。

 清原氏は県が和泉市長の話を聞くことなく抗議文を出し、会見を開いたこと、泉市長が県の頭越しに運営会社やアナウンサーに不満を伝えたことを問題視し「兵庫県も手順を踏んでいない。今回の問題で市長も手順を踏んでない」と断言。

 「市長はイベントの実行委員の副委員長ですから、運営会社とかに直接言いたいこと言うという権限は一応あると思うから言ってもいいと思うが、県側が言ってるように県がお願いをした業者さんやアナウンサーさんなんだから、苦情があったらまずは県に言って下さいよと。県の方も市長にクレームを言う時に、市長の方に何も聞かずにいきなり抗議してると。だから双方とも手順踏みなさいと言ってるが、双方とも踏んでない」と結論づけた。

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