コロナ重症化で療養中の名物リングアナ田中ケロさん 転院を報告「絶対に負けない」

 新型コロナウイルスに感染し、都内の病院に入院していた元新日本プロレスの名物リングアナウンサー・田中ケロさん(62)が快方に向かい、リハビリ専門病院に転院したことが20日、分かった。所属事務所が発表した。

 田中さんは発熱症状がありPCR検査を受け、7月31日に陽性が確認された。保健所の指示による自宅療養中に症状が悪化。8月8日に病院へ搬送された。重症化し、集中治療室(ICU)に入って投薬治療。一時は家族も直接対面などはできず、医師から定期的に電話報告を受けていた。

 田中さんはその後、奇跡的に快方に向かった。だが、頭部CT撮影の結果、脳炎の疑いがあるため、コロナの治療と合わせて脳神経外科での治療を開始。所属事務所は「意識回復後も後遺症がひどく、意識障害の症状も深刻でしたが、1日ごとに驚異的な回復力で現在はしっかり話すこともでき、病院食も通常の普通食になっております」と現状を明かした。

 さらに、転院について「人工呼吸の管を長く入れていたこともあり、喉がまだかすれている状況です。そのため、主治医と相談し、リハビリ専門に移ることになりました」と説明。少しでも早い復帰に向けての転院だという。田中さんは所属事務所を通じ、ファンに向けてコメントを発表した。全文は以下のとおり。

  ◆  ◆

 いつも応援してくださるファンの皆さん、関係者の方々、沢山の励ましのお言葉をありがとうございました。

 すべてに目を通させていただき、早く復帰したい気持ちでいっぱいになりました。

 ご心配をお掛けしましたが、現在は回復に向かっておりリハビリも頑張っています。

 1日でも早くリングに立ち、沢山の選手をコールできることを目指してこれからも戦います。

 田中ケロは絶対に負けない。リングに立ち、コールするその時がくるまで待っていてください。

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