コロナ感染者急減で変異の可能性も低下 識者「海外からの持ち込み」注意

 国際医療福祉大学の感染症学講座主任教授・松本哲哉氏が19日、TBS系「Nスタ」に出演し、新型コロナウイルスについて、国内では変異の可能性が下がっていると見解を示した。

 この日、東京で確認された新規感染者は36人。11日連続で2ケタとなった。全国での新規感染者は8月20日の2万5851人をピークに、今月18日は223人まで下がった。

 松本氏は急激な減少の要因の1つとして「局所的集団免疫」の獲得を挙げた。職場などを単位とした職域接種が行われ「集団の中で8割、9割の方がワクチン接種できたとすると、そこでは集団免疫が成立する、と言えるかもしれません」とコメント。20-50代の働き盛りの世代の接種が進んだことで感染者数が減少したと分析した。

 キャスターの井上貴博アナウンサーから、ウイルスの変異について尋ねられた松本氏は「感染者がここまで減ると、国内での変異の確率はだいぶ下がります」と説明。「むしろ注意しなければいけないのは海外からの(変異ウイルスの)持ち込みだと思います」とポイントを示した。

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