若狭勝氏 無免許事故の木下都議への召喚状に「失職させたい思いが強い」

 フジテレビ系「バイキングMORE」は6日、免許停止中だった7月の選挙期間中に人身事故を起こし書類送検された木下富美子都議に、東京都議会が4日に異例の召喚状を送付したことを伝え、元衆議院議員で弁護士の若狭勝氏は「法律で、議長が召喚状を出して正当な理由がなく来ない場合は除名の手続きに入ることができるという規定がある」と解説。「都議会与野党含めて失職させたいという思いが強いということは確か」と話した。

 番組では、都議会で7月と9月の2度にわたって「辞職勧告決議」が可決されたが、木下都議は議員活動の続行を表明。だが体調不良を理由に議会を欠席し、約3カ月間“雲隠れ”を続けていると報じた。

 都議会では三宅茂樹議長、本橋弘隆副議長の連名で今月13日までに議長室へ来るようにという召喚状を送り、送付したことを電話でも伝えたが、木下都議は「受け取るか分からない」と受け取り拒否をにおわせたという。

 ただ、若狭氏は「法律で、議長が召喚状を出して、それに対しても正当な理由がなく来ない場合は除名の手続きに入ることができるという規定がある」と、規定を視野に入れて召喚状を送っている可能性があると指摘。「ですから、今回は都議会与野党含めて失職させたいという思いが強いっていうことは確か」と話した。

 さらに「受け取らないっていうことになると拒否したということで除名の手続きにどんどん進むと思う。逆に受け取って出頭して、甘利幹事長のような、甘利幹事長も睡眠障害でずっと国会に出て来なかったわけ。それのような形で弁解をするんであればまだしも、そういうこともせずにただ単に受けとんない、あるいは召喚状に対して出頭もしないということになると、都議会はかなり本気で動いてくる」と解説。

 MCの坂上忍は「じゃあ木下さん次第によっちゃ、詰んじゃう感じになるんじゃないですか」と驚いたように話した。

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