森山良子 デビュー55周年に岩谷時子賞受賞「長い間歌ってきたご褒美」
歌手の森山良子(73)が「第11回岩谷時子賞」を受賞し、5日、都内で行われた授賞式に出席。同賞は、音楽・演劇界の明日を担う人材やその向上・発展に功労のあった人物に授与される賞。
フォークの女王として第一線で活躍する功績をたたえての受賞。デビュー55周年の森山は「長い間歌ってきたご褒美をいただけたような気持ち。もうちょっと歌っても良いと言ってもらっているみたいで嬉しい」と喜びを語り、代表曲「涙そうそう」を生歌唱した。
森山直太朗(45)ら家族にはまだ受賞を伝えてないといい、その理由を「自慢するとけちょんけちょんにされる家系なので、そっと伝えたい。『長くやっているだけの価値があったね』と言われたい」と笑顔を見せた。
2023年5月で歌手活動を引退する橋幸夫(78)について、同じ歌手として「ご自身でステージにお立ちになって感じたこと。それは偽れないことなので潔い考えだと思う。自分の力をキープできなくなる時に感じると思うので、私もいつなのかなと思っている。前向きに精進したい」と話した。