テレ朝・早河会長 五輪番組スタッフの飲酒宴会及び事故陳謝 再発防止のため面談開始

 テレビ朝日は28日、オンラインで定例会見を開き、早河洋会長が同局スポーツ局社員ら東京五輪番組スタッフによる飲酒宴会不祥事を陳謝した。

 早河会長は「昨日から役員全員で、入社5年以下の社員140人あまりを対象に再発防止のための面談を始めました」と報告。「東京都の自粛要請、会社の決めた多人数での宴席禁止といったルールを無視して起きた不祥事なので、ルール順守の大切さを確認させるとともに。報道機関の一員であるという自覚を明確に求める内容です」と説明した。

 そのうえで「改めまして多数の社員が視聴者の信頼を裏切る不祥事を起こしたことをおわび申し上げますとともに、オリンピック閉会式当夜、業務が極めて多忙の中活動されていた警察、消防の皆さんには、直後に役員、局長が謝罪に出向きましたが、改めてこの場を借りて陳謝致します」とした。

 五輪番組スタッフ10人は、8月8日夜から9日未明にかけて都内で飲酒を伴う宴会を開き、うち1人が誤って店の2階から転落し救急搬送された。この問題を受け、同局は搬送された社員を含むスポーツ局の社員6人全員を謹慎10日間の処分、スポーツ局長及びスポーツセンター長は1カ月の減給処分、亀山慶二社長とスポーツ局担当の浜島聡常務は役員報酬を10%、1カ月返上する処分とすることを発表していた。

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