前立腺がんで手術の西川きよし「少しでも異変あれば」受診を 妻ヘレンが頻尿で気付く
タレントの西川きよし(75)と妻・西川ヘレン(74)が14日、都内で行われた「医師への相談を『おくらせない手紙』キャンペーン キックオフイベント」に登壇した。男性のがん罹患(りかん)数1位である前立腺がん。その早期発見のために病院受診を促進するキャンペーンのアンバサダーに2人が就任した。
きよしは2015年に前立腺がんで手術を受けた。1時間半おきの頻尿に悩む夫を見てヘレンが強く病院受診を勧め、発覚した。きよしは「発見されたときは本当にショックでした。この年だから大丈夫と、まだお医者さん行かなくて良いだろうと勝手に診断してしまっていた」と明かした。
きよしは「僕自身は家内に背中を押していただき発見されました。ありがとうございます」とヘレンに改めて頭を下げた。続けて「男性の皆さん、少しでも異変があれば年のせいにせずに我慢せず、先生の所に参りまして相談してほしいと経験者からの意見です」と強く呼び掛けた。
感謝を受けたヘレンは「今ありがとうと言ってもらって、背中を押して良かったと強く思いました。今も元気に過ごしていることがうれしいです」と感激。2人で頭を下げ合った。