さざ波辞任の高橋洋一氏 菅政権のワクチン政策で「1万2000人の命助かった」

 嘉悦大学教授で経済学者の高橋洋一氏が8日までに自身のYouTubeチャンネルを更新。菅政権のワクチン政策で、新型コロナウイルスの感染拡大の第5波で「1万2000人の命が助かった」と分析した。

 菅政権の内閣官房参与を務めながら、「さざ波」「屁みたい」などの発言で5月に辞任した高橋氏。7日に配信した「次の自民党総裁は誰?誰も報道しない菅政権の功績」で、わずか1年で退陣にいたる菅首相について「自分でも9月までのリリーフだと認識してちゃんと立派に仕事をした」と称賛。具体的に「土地利用法の成立や不妊治療の保険適用、電波の帯域の再編、デジタル庁創設やワクチン政策」などの功績を列挙した。

 特にワクチンに関しては、「凄かったよね。あっという間に韓国抜いちゃった」と国民への接種ペースの早さを称賛。「第5波は感染者は増えているけど、死者数は減っている」と話し、自身が計算した「ワクチンを打っているときと打ってなかったときで、どのくらい死者が減ったか」を公開。「もし打たなかったら、このくらい感染者が増えたとき今より1万2000人多く死んでいるよ」と答えた。

 その計算とは、ワクチン接種前のコロナの死亡率は1・8%。それに対して今回は0・2%とし「差が1・6%。第5波は感染者が75万人いるから、1・6%をかけると約1万2000人。そのくらい命が助かっている」と解析した。

 その上で次の総理になる人物について「あとの人は楽だよ。これだけワクチン打ってもらってるから、あんまり考えなくてもいいもん」と話した。

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