大阪府 基礎疾患ある10代男性含め9人の死亡を確認 35人が重症化

 大阪府の吉村知事が8日、MBS「よんチャンTV」に生出演し、新型コロナウイルス対策について語った。冒頭、この日新たな感染者が「2012人」と発表。先週の水曜日(1日)より92人減ったが、「先週に比べ(約)1000人減ったが、なんとかこの減少(傾向)を確実なものにしていくために、引き続き、感染防止対策の徹底をお願いします」と呼びかけた。

 府の発表によると、この日の新規感染者のうち、20代が449人、30代が325人。検査数は1万8447件。陽性率は10・9%。新たに35人が重症化し、治療中の重症者は279人に達した。

 府が確保している重症病床は589床。吉村知事は「第4波の時(の重症病床)は224床だった。現在は589床。第4波だとオーバーフローしている。病床確保する努力をずっと続けることが大事」と話した。

 また、この日の定例会見で、府内の10代の男性が亡くなったことを公表したが、基礎疾患があり、重症化リスクのあったこの男性を含め、9人の死亡が確認された。

 10代男性は9月1日に大阪市内のコロナ重症病床を持つ病院に救急搬送されていた。搬送時にはコロナであることは判明しておらず、医師の判断ですぐに行ったPCR検査で陽性を確認。同じ病院で治療を受けていたが、7日に亡くなった。

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