タレント・おのののか（２９）が７日、オンラインで行われた映画「シンデレラ」“全ての夢を応援する”トークイベントに出演した。

　東京ドームのビールの売り子ナンバーワンからタレントとしても人気者になったシンデレラストーリーの体現者として招かれたおのは、作品をイメージしたパープルのドレス姿で登場。５月に夫で競泳・塩浦慎理選手との間の第１子妊娠を発表したおのは「おなかがだいぶ大きくなってきたので、着られるものが限られてきた。その中でステキなドレスを用意していただいた」と喜んだ。

　これまで芸能界入りなどの夢をかなえてきたおのは「私は実行力があると思っていて、思い立ったら即行動」と考え方を披露。高校生は不可だったという飲食店に「ここで働きたい」と直談判してアルバイトを実現させたこともあるといい、「接客を学ばせてもらって楽しくて、売り子につながった。芸能界も自分で応募して『やってやろう』って」と明かした。

　また、劇中でシンデレラを手助けする魔女のファビュラス・ゴッドマザーが目の前に現れたら、どんな魔法を使ってもらいたいかを質問された。おのは「コロナを消し去ってほしい」と即答し、「何も考えないで海外に行けるような楽しい世界に戻してほしい。まだ新婚旅行にも行けてない。ハワイ、フランス、イタリアとかいろんな国に行きたい」と続けた。

　デビュー１０周年の来年は家族が増えているが、理想の母親、家庭像については「夫は男３人兄弟だけどお母さんと仲良し。私も自分の母とは友達みたいな関係なので、温かい家族にしたい」とした。子供に託したいことを聞かれると「あまりプレッシャーをかけないように育てたい。私も夫もやりたいことをやらせてもらった。好きなことを見つけて全力で取り組んでいくような子供になってほしい」と返した。

　９日に迎える結婚１周年には「このような時期なのでどこかへ行ったりはできないと思うけど、最近、化粧とかもしてなかった。家の中でもかわいくして、おいしいものでも食べたい」と希望した。