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パラ開会式 橋本聖子会長「アスリートとスポーツの力で世界と未来を変える」

 東京パラリンピックの開会式が24日、国立競技場で行われた。

 各種パフォーマンスや各国選手団の入場の後、東京2020組織委員会の橋本聖子会長があいさつした。

 スピーチ全文は以下の通り。

 「天皇陛下のご臨席を仰ぎ、ここに、東京2020パラリンピック競技大会の開会を迎えるにあたり、ごあいさつを申し上げます。

 パーソンズ会長はじめ、IPCの皆さま、各国からご列席いただいたご来賓の皆さま、この開会式をご覧になっている世界の皆さま、オリンピアンが躍動したオリンピックから、いよいよ舞台はパラリンピックへと移りました。皆さま、ようこそ東京へ。心から歓迎申し上げます。

 世界中が依然として、コロナ禍の厳しい状況にある中、医療従事者の皆さまをはじめ、この困難を乗り越えようと日々尽力されているすべての方々、また、開催実現にご尽力をいただいたIPC、日本国政府、東京都、関係者の皆さまに心から感謝を申し上げます。

 大会開催を受け入れていただいた日本の皆さまにご理解をいただけるよう、さらにコロナ感染症対策に万全を期し、安全・安心の大会運営をやり遂げてまいります。

 東京は、史上初めて、2度目の夏季パラリンピックを迎えます。前回の東京パラリンピックは、障がいのある方々に、自立と社会参画を促し、その後の日本に、パラスポーツの発展をもたらしました。

 57年後に開催するこの大会は、何をもたらすかが問われています。

 パラリンピックを迎える準備を始めてから、私たちの社会は、ユニバーサルデザインのまちづくりや心のバリアフリーを目指してきました。一歩一歩、少しずつ、しかし、確実に社会は変わり始めています。

 大会を契機に、互いの違いを認め合い、支え合い、いかなる差別も障壁もなく、誰もが生きやすい共生社会を築いていきたい。アスリートとスポーツの力で世界と未来を変える、これが私たちの使命です。半世紀の時を経て、今、社会が変革するときが来ました。

 アスリートの皆さん。コロナ禍というさらなる困難にあっても、ひたすら努力を続け、東京に来ていただき、ありがとうございます。すべてを受け入れ、時に諦めざるを得ない状況から生まれた、真の力強さと覚悟を持つ、世界のすべてのパラアスリートを尊敬します。

 パラアスリートは、人間には無限の可能性と、限界を超える能力があることをいつも教えてくださいます。幾多の困難を乗り越えてきたその姿で、私たちに、立ち上がる力と希望を与えてください。

 組織委員会は、この東京大会が、パラアスリートの努力をたたえ、社会が変わる舞台となるよう、最後まで全力で支えてまいります。ありがとうございました。

 東京2020組織委員会会長 橋本聖子」

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