さんま 雨上がり解散、4月に聞いていた「俺も迷惑かけた」 蛍原に宮迫と漫才を要請

 タレントの明石家さんまが21日、MBSラジオ「ヤングタウン土曜日」に出演。17日に解散を発表した宮迫博之と蛍原徹のコンビ・雨上がり決死隊についてコメントした。

 2人は17日に配信されたABEMAと吉本興業公式YouTubeチャンネルの「アメトーーク特別編 雨上がり決死隊解散報告会」で32年間の活動に区切りをつけた。さんまは「-報告会」に出演していたケンドーコバヤシが終了後に「踊る!さんま御殿!!」の収録に参加したと告白。

 「ケンコバは(自分へのあいさつで)『おはようございます』を言わずに、(扉を)開けた瞬間、『もう、さんまさん!フジモン(藤本敏史)怒鳴りつけて下さい。あのアホね、最初から泣きじゃくってね。今度会うたら注意して下さい』って」と訴えられたという。

 ケンコバ、出川哲朗、東野幸治、狩野英孝ら「-報告会」のキャスティングは深刻な内容にならないためで、雨上がりの2人の真剣な話を和らげる意図だったという。さんまは「ケンコバは腕の見せどころやと。深刻な場でちゃかして、世間からたたかれてもお笑い芸人やと。怒られてもちゃかそうと思ってたら、フジモンは号泣して泣きじゃくってもうて、オレを置いてって。それを見た出川がまた泣いてしもうて、(ケンコバは)おいおいおいって(なったと)」と笑った。

 村上ショージは涙、涙の雰囲気で放った東野の「オレ、仕事あんねんけど」が大爆笑をとったと報告。その後、さんまは「フジモンもいろいろあるからね。離婚があったり。夫婦の別れに照らし合わせたと思う」とフォローした。

 本題の解散については「2人が言った通り。長く説得というか、復活して欲しいためにオレも動いてて、ホトちゃんに多大な迷惑をかけてん。まさか解散するとはオレも思ってなかったから。宮迫にも『ホトちゃんをちゃんとフォローしてくれよ』って言うてたし。いつも『(痛快!)明石家電視台』で(蛍原と)会うんで、二人きりで話したりしてきた」と明かした。

 さらに、2019年の闇営業騒動で謹慎した宮迫の復帰に動いていたさんまは「オレは去年の9月に舞台をやる予定だったけど、コロナで流れた。そこで宮迫とホトちゃんで漫才して欲しいって言ってしまってた、ホトちゃんに。宮迫はOKだったんで。『5分だけでええから』って軽くお願いしてた。(要請した)次の週、ホトちゃんはげっそりやせてた。そのとき何も言わなかったけど、のちのち考えると、ホトちゃんは今やりたくないと思ってるときにオレが『ホトちゃん、すまんやってくれ』って」と経緯を説明。

 「宮迫をフォローして来た人から言われて、やりたくないのにどうしようって悩んだ。何カ月後かに話を聞いて『すまん、ホトちゃん』と。『今はすいません。できません』って話になった。そこから1年ぐらいたってるんですけど。そこからずっと考えて、考えて。オレは4月ぐらいに聞いてたんですけど。『そういう結論になる』って。何とかならないかってその間も(思ってた)。8月におそらくテレビで放送しますんでって『それまで黙っててください』って。4カ月、黙ってたんですよ」と続けた。

 そして、「ホトちゃんに迷惑かけた。気持ちを簡単に考えすぎて」と反省。4月ごろに宮迫から連絡があった際、再結成の可能性を探ると、相方を知る宮迫は「蛍原は絶対、この考えは改めません」と言っていたという。さんまは今後も2人に協力していくとし、「ホトちゃんにすまんかった、本当に迷惑掛けたと謝った。この間」と打ち明けた。

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