宝塚歌劇団と自衛隊の関係は?宝塚音楽学校入学直後に伊丹駐屯地で教練
「東京五輪・閉会式」(8日、国立競技場)
国歌斉唱は宝塚歌劇団が行った。
真風涼帆(宙組)、礼真琴(星組)、柚香光(花組)のトップスターら20人が、それぞれ各自で選んだ思い思いの着物、同劇団の正装である緑色の袴姿で登場。自衛隊により行われた国旗掲揚台を取り囲むように立ち、閉会式の大役を務めた。
宝塚歌劇団と自衛隊は実は浅からぬ関係がある。タカラジェンヌを養成する宝塚音楽学校では予科生(1年生)が、自衛隊で基本教練を受けるカリキュラムを受けている。基本的には宝塚に近い陸上自衛隊の伊丹駐屯地で教練。整列や右へならえなどといった基本動作、号令の仕方を学ぶ。
ネットでは注目ワードで「宝塚歌劇団」が1位に。「鳥肌が立った」「さすが宝塚」「袴姿が美しかった」と、感動のコメントが続々と寄せられた。