玉川徹氏、政府の自宅療養体制強化に「あっけにとられた」「怒りを感じる」

 テレビ朝日の玉川徹氏が3日、同局「羽鳥慎一モーニングショー」で、政府が医療提供体制をめぐる新たな方針として、新型コロナ中等症患者でも重症化リスクが低い人は自宅療養になる可能性があるとし、自宅療養体制を強化するとしたことに「あっけにとられた」「怒りを感じる」と強く訴えた。

 番組では政府が提示した医療提供体制をめぐる新たな方針を伝え、入院は重症患者や重症化リスクの高い患者に制限し、中等症の人でもリスクが低い人は自宅療養となることもあると伝えた。

 これに玉川氏は「このニュースを聞いてあっけにとられた」と驚き、「中等症っていうのは、文字からは軽く感じられるが、基本的には肺炎で呼吸困難になっている人と(前日に番組で)やったばかり」と、中等症も症状はかなりつらいものであると訴えた。

 そして「その中等症の人を家にいて下さいっていうのは、結局政府自ら失策、無策の結果として招いた感染爆発という不都合な現状をただ追認するだけじゃないかと感じた」とコメントした。

 自宅でカクテル抗体薬を点滴するといっても、「その間医者がずっと診てるなんてできない。プレハブでも、ホテルを借り切ってもいいし、点滴を打てる場所を整備する具体的な話も必要だし、40代50代リスクが高いのなら、感染が広がっている地域にワクチン配分するとか、やるべき事あるのに、ただの現状追認」とバッサリ。

 今後、中等症で苦しむ人が「どんどん出てくる可能性が高い」とも指摘し「そういう国民をただ見捨てる政策だと僕は思えるんで、これには怒りを感じる」と憮然としていた。

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