橋下徹氏、東京感染者3000人超え 政府は「五輪撤退するライン示す必要ある」

 元大阪市長で弁護士の橋下徹氏が29日、フジテレビ系「めざまし8」に出演。東京都の新型コロナ新規感染者が3177人と過去最多となったことに、政府はオリンピックの撤退ラインを示すべきとの考えを語った。

 番組では冒頭に全国的に増加している新型コロナについて特集。東京都は3000人を超え、神奈川県も1000人を超えた。

 橋下氏は「新規感染者数で一喜一憂する必要はない」との考えを示した上で「ただ政府と言いますか、国のメッセージが大混乱している。政府分科会はヤマ場だと、注意してほしいと。ただ東京都はそんなに不安にならなくていいという趣旨を言っている。政治の方は何も言わない。とにかくオリンピック突き進むと」と違う意見が出ていることに首を傾げた。

 「とにかくきちんとした説明が必要。感染者数についてどう考えるのか」と政府側の説明を求め、どうなったら五輪をやめるかという「撤退するラインは示す必要があると思うんですよ」と訴えた。

 橋下氏は「過去、戦争で撤退ラインを決めず突き進んで敗戦した結果とか、そういうことを学んでないのか。大震災の時も想定外をおいちゃいけないって事を散々学んだのに」とも語り「撤退ラインを置いて、それを超えないように運営するのが政治の役割だと思う」とコメント。

 橋下氏の考える撤退ラインの基準は?と聞かれると「医療崩壊のところ。新規感染者だけじゃなく、医療現場がとてもじゃないが…いうライン超えれば五輪はやるべきじゃない」と語っていた。

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