日本の猛暑にジョコビッチもうんざり、早くも選手ら悲鳴「試合を夜に」と訴え

 猛暑の中で始まった東京五輪。開会式からわずか2日の25日までに早くも選手たちは「これまでで最も体にこたえる」と悲鳴。懸念材料の一つだった日本特有の暑さがクローズアップされた。

 気象庁によると、東京の7月の平均最高気温は29.9度、平均湿度は76%と蒸し暑い。この日の最高気温は34.4度。連日、会場には強い日差しが照りつけている。

 声を上げたのはテニス勢だ。男子シングルスで世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ選手(セルビア)は「あまりの暑さと湿気、よどんだ空気が負担になっている」とうんざりした様子。2位のダニル・メドベージェフ選手(ROC)が試合時間を夜に変更することを提案すると、ジョコビッチも同意した。

 日本勢からも不満が漏れ、この日の午前11時からシングルスの試合を戦った西岡良仁選手(ミキハウス)は「もう少し試合時間を遅らせてもいいのではないか。選手目線からすれば、もうちょっと改善できる」と訴えた。

 東京五輪組織委員会の小谷実可子スポーツディレクター(SD)は会見で「懸念が上がっていることは理解している」とし「緊急時対応策の適用を含めて早急に相談していきたい」と述べた。一方で試合時間については「国際競技連盟(IF)の許可を得て決まっている」と強調した。

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