ウガンダ選手団への対応 坂上忍「このやり方は大丈夫?」に専門家「絶対間違い」

 フジテレビ系「バイキングMORE」が25日、東京五輪の事前合宿のため来日中のウガンダ選手団で23日に2人目の感染者が判明し、24日には選手団の成田空港から泉佐野市への移動に同行した市の職員3人、旅行会社の添乗員2人、バス運転手2人の7人が新たに濃厚接触者と特定され、これでウガンダ選手団の感染者をめぐる濃厚接触者は計15人になったと報じ、スタジオでは「バブル方式」に早くも穴が出ていることを問題視した。

 番組では、丸川珠代五輪相が22日の閣議後の会見で「(通常と同じく)今回の場合も待機場所に行っていただいて待機をしていただくという方法をとりました。管理された車両で(選手の)皆さん一緒に移動し、徹底管理した中で待機場所に行っていただいております」と、対応に“問題なし”と説明したことも伝えた。

 MCの俳優・坂上忍は「丸川大臣、このように問題ないとおっしゃってるんですけれども、これ水際対策というよりは、水際で判明したらそのまま現地に送り込むっていう、このやり方っていうのは大丈夫なんですか?」と質問。昭和大学医学部客員教授・二木芳人氏は「絶対間違いだと思いますよ」と即答した。

 二木氏は続けて「空港で1人見つけたわけですから、その時点ですぐ濃厚接触者を特定して、そういう方々はすぐに入国してもらっちゃ困る。そういう所で待機、その上で検査結果なり調査を待って、必要に応じて一定期間、本当は2週間近くみてもらわないといけないと思うんですが、そうしないといけない。こういうふうに待機場所まで移動させちゃうと、いくらバスで隠してるとはいえ、運転手とか対応した職員の人がみんな濃厚接触者扱いになってるわけですから、それじゃあ何にもなりません。バブルになりません」と断言した。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス