東京の新規感染者4日連続で前週超えに識者「五輪タイミング的に最悪」「厳しい状況」

 東京都は23日、新型コロナウイルスの新規感染者が619人確認されたと発表した。501人だった先週の水曜日(16日)より118人増加した。4日連続で先週同曜日より増。右肩上がりの傾向が強まっており、有識者の中でも悲観的なつぶやき多い。

 コロナ報道の解説で多数のテレビに出演する宇都宮市インターパーク倉持呼吸器内科院長の倉持仁医師はツイッターで「今のままではオリンピック前にまた緊急事態宣言が必要になる。タイミング的には最悪の開催」と予測。「ワクチン供給も頭打ちで、インド株が確実に増える中、抗原検査など誤った対策を続けつつ、唯我独尊で突き進む。国民はもちろん、果たして選手たちの安全も?不安不信不備」と政府の対応に不信感を募らせた。

 前東京都知事の舛添要一氏も「感染再拡大の傾向が顕著になっている。緊急事態宣言解除、そしてインド型の変異株の市中感染でさらに感染が拡大する可能性がある。1ヶ月後に五輪を控えて厳しい状況だ」とツイートを更新した。

 立教大大学院特任教授の金子勝氏は「今日も前週の同じ曜日から118人増加。で東京五輪開催。まるで昨年10月にGotoに突っ込んでいった間違いとそっくり。おまけにRNAワクチンの供給切れが表面化してきた。これからどれだけ多くの方々が死ぬのか」とつぶやいた。

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