石津貴代氏 コロナ禍のメンタル対策「自分ができる範囲に意識を」3冊目著書講演会
メンタルトレーナーの石津貴代氏が21日、自身3作目となる著作「メンタルトレーニングの教科書 ~本番に強くなる!自信をつける!」の刊行を記念して東京・池袋の天狼院書店「Esola池袋店」で講演会を開催した。
石津氏は五輪やプロ野球などのアスリートや芸能人のメンタルトレーニング・カウンセリングを担当している。
今作は、メンタルトレーニングは緊張や感情、ストレスをコントロールして自信を付け、目標達成や自己成長に役立てる「心の筋トレ」として、一般の人に向けてわかりやすく解説したメンタルトレーニングの入門書となっている。
コロナ禍でメンタルの問題を抱える人も増加。石津氏は講演会で、「私たちは目に見えないものやコントロールできないものをどうにかしようと思った時に、とても負荷がかかってしまう=ストレスを感じてしまう」と指摘した上で「コントロールができないものを考えるのではなく、自分の生活の中で一日をどうよりよく過ごすかなど、自分ができる範囲内のことに意識を向けてストレスを感じないようにすることが良いと思う」とアドバイスした。