人気グループ・Ａ．Ｂ．Ｃ－Ｚの戸塚祥太（３４）が舞台「フォーティンブラス」（８月１９日に開幕。東京・Ｂｕｎｋａｍｕｒａシアターコクーン）に主演することが１９日、分かった。脇役俳優を主人公に、主役を夢見ながら生きる悲哀を描いた作品。同じ事務所で戸塚と同い年の内博貴（３４）が共演する。

　タイトルはシェークスピアの名作「ハムレット」に２回だけ登場するノルウェーの王子の名前。戸塚は脇役を演じ続けるフォーティンブラス役を務め、複雑な感情から対立するハムレット役を内が演じる。

　戸塚は旧知の仲である内とのタッグに「新鮮な気持ちで表現していきたいと思います」とコメントし「このような時期に新たな舞台に立てる事、新しい世界に飛び込めるチャンスを頂けた事に感謝をしています」と意気込み。内は「きっとお互いのファンの方にも喜んでもらえると信じています」と語った。