田中圭 土屋太鳳らのメッセージに号泣「こんなサプライズ」
俳優の田中圭が19日、都内で行われた主演映画「ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~」公開記念舞台あいさつに出席。サプライズでスタッフ、キャストのメッセージが書き込まれたスペシャルフラッグがプレゼントされ、号泣する一幕があった。
共演の土屋太鳳から、感謝やねぎらいの言葉でぎっしり埋め尽くされたフラッグを手渡されると、田中は思わず感極まり、涙腺が崩壊。後ろを向いて顔を隠す仕草を繰り返したが、共演の山田裕貴から「いつも明るく乗り切るだけじゃなく、こうやって弱みとか見せてほしい。人間らしい姿が見られて良かった」と声を掛けられ、涙はとめどなくあふれた。
MCから一言求められると「ちょっと待って…。うれしいです。すごく。ちょっと待ってください…無理だよ」と何度も声を詰まらせ、「監督はじめスタッフ、キャストの皆さんが、オレが頼りになるとか色々言ってくれてますけど、僕がみんなを頼りにしていた。座長のプレッシャーもありましたし、思うことはいっぱいあって。オレで良かったのかなとか、どうしたっていっぱいある。お疲れさまって言われるなんて…こんなサプライズがあるとは…うれしいです」と言葉を紡いだ。
1998年長野五輪でスキージャンプ団体の金メダル獲得を陰で支えた、テストジャンパーたちの実話を描いた物語。昨年6月公開予定から、コロナ禍による2度の延期を経て、18日に無事に封切りを迎えた。
キャスト陣にもさまざまな思いがあったようで、イベント序盤では、土屋が田中の座長ぶりについて涙ぐみながら述懐。また、作品のモデルになった実際のテストジャンパーたちからのサプライズメッセージがVTRで届けられると、胸を打たれた山田と眞栄田郷敦が号泣した。
締めのあいさつで「かつて、こんなに登壇者が違うタイミングで泣く舞台あいさつはあったでしょうか。とても貴重だと思います」と笑わせた田中。宝物のフラッグをマントのようにまとい、笑顔で会場を後にした。
他に、日向坂46・小坂菜緒、飯塚健監督が出席した。