東京・大阪 21日から酒解禁も厳しい午後7時終了 2人客まで

 新型コロナウイルスの緊急事態宣言が20日の期限でまん延防止等重点措置に移行することに伴い、東京都、大阪府などが21日からの飲食店での酒類提供についての方針を打ち出した。東京・大阪とも、午後7時まで、2人までの客に限定している。東京は滞在時間も90分までと限定した。

 この日の東京は、新規感染者数は453人で、435人だった先週金曜日の11日より18人増。小池都知事は、夕方の会見で、デルタ株(インド型変異株)への急速な置き換わりが指摘されていることへの懸念を示した。

 酒類の提供に関しては「原則停止だ」と強調。感染対策の研修を済ませた認証店に限って、2人までの客に限定、オーダーは午前11時~午後7時、滞在時間は90分までとすることを発表した。ステージ4が視野に入ったら提供を全面停止する。

 大阪府の吉村知事も府庁で対策本部会議を行い、「原則酒類の提供は禁止、自粛」とした上で「例外的に感染対策を徹底している店」には「午後7時まで、お2人さまの客までお酒の提供自粛は求めない」と説明した。

 吉村知事は夕方出演した番組では「7月末から8月上旬に第5波になる可能性が非常に高い」と警戒した。前回の緊急事態宣言においては2月28日で解除した後、3月下旬に感染が急拡大した経緯がある。

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