神戸・喜楽館で7月に3周年特別公演 開場記念日の11日は桂文枝がトリで口上も

喜楽館3周年特別公演をPRした桂米團治(左)と桂文之助=神戸新開地・喜楽館
喜楽館3周年特別公演をPRした桂米團治(左)と桂文之助=神戸新開地・喜楽館
2枚

 落語家・桂米團治(62)と桂文之助(65)が16日、神戸市の神戸新開地・喜楽館で会見し、7月5日から11日まで開催される「喜楽館3周年特別公演」をPRした。

 2018年7月11日にオープンした喜楽館が想定外のコロナ禍で、今年も4月25日から6月6日まで苦しみながらも3周年を迎える。神戸出身の文之助は「何とかたどりつけた。喜楽館だけやなしに落語界が厳しいが、コロナも収束に向かうだろうし、3周年を起爆剤にしたい」と力を込めた。

 記念日で特別公演の最終日となる7月11日は開場に尽力した名誉館長の桂文枝(77)がトリを務め、文枝を中心に口上も行われる。同日はチケットがすでに完売した。5日から10日は月亭八方(73)、月亭方正(53)らが出演する。

 上方落語協会副会長の米團治は「3年前は『どうなるんや』といいう期待と不安が交錯していた。(当時)私は『3年後を見て下さい』と言うたと思う。アッと言う間の3年だったが、新開地の商店街は以前と比べて活気が出た。劇場も芸人の汗、空気がカベに染みついた気がする。建った当初は展示会場でやってるんかなと思ったが、寄席の空気になった」と手応えを口にし、「あとはお客さんを呼ぶだけ」と付け足した。

 3年前はパレードが行われるなど盛大な船出だったが、文之助は「(まだ)こういう時期なので、今回は番組で楽しんでいただきたい」とした。14日から開催中の「プロ野球応援ウイーク」などユニークなイベントを行う喜楽館だが、文之助は「(評判が)良かったヤツは来年もやるとかしたい。『鉄道ウイーク』は年2回でもいいかな」と4年目へ向けた“動員プラン”を明かしていた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス