小沢一郎氏 「現場では自殺者が出る可能性も」、平井デジタル担当相の「脅し」発言

 立憲民主党の小沢一郎衆院議員が12日までにツイッターに投稿。平井卓也デジタル改革担当相が東京五輪・パラリンピックで使用する健康管理アプリの開発を巡り、請負先の企業に「脅し」発言をしたことに、「自殺者が出る可能性もある」と危惧した。

 小沢氏は「大臣が、これだけ民間企業に強い圧力をかければ、現場では自殺者さえ出る可能性もあるだろう。正にブラック化していく。そういうことを考えられない時点で、この大臣は終わっている。大臣というより、もはや人間性の問題である。陳謝でおしまい。それで済むレベルだろうか」と謝罪で済むような話ではないと指摘した。

 小沢氏は別の投稿で「自分達の管理責任を棚に上げ、大臣の個人的な感情で権力を使って民間企業を恫喝。一方、総理の長男の会社は省をあげて面倒をみる行政。権力の私物化と乱用。総理やこんな大臣が主導するデジタル庁も危うい利権の巣窟になるのではないか。国の行政の全てがおかしくなっている」と案じた。

 平井デジタル改革担当相は11日の記者会見で、東京五輪・パラリンピックで使用する健康管理アプリの開発を巡り、自らに不適切な発言があったと明らかにした。約73億円に膨らんだ費用の削減を目指していた4月、内閣官房の担当幹部らに会議で「(発注先を)脅しておいた方が良い」などと指示していた。

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