朝乃山と深夜会食のスポニチ元記者が諭旨解雇に スポニチが発表

 スポーツニッポン新聞社は11日、緊急事態宣言下において大相撲の大関朝乃山と深夜に会食していた件を受け、東京本社編集局元記者(44)を10日付で諭旨解雇処分としたと発表した。併せて、元記者の監督責任を問い、直接の上司である元記者の所属部長を減給の処分とした。

 さらに監督責任を負う河野俊史代表取締役社長と石井真人常務取締役編集担当が役員報酬20%(1カ月)を、上司である田村智雄執行役員東京本社編集局長が同30%(同)を、それぞれ返上することとした。

 スポーツニッポン新聞社によると、外部の弁護士に事実関係の調査を依頼。元記者の不適切な行動が明らかになったという。同社は「記者教育が十分ではなく、コンプライアンス意識が全社に浸透していなかったと言わざるを得ません。その結果、読者の皆さまの信頼を失ったばかりか、日本相撲協会並びに大相撲ファンに多大なご迷惑をおかけしたことを心より謝罪いたします。今後は2度とこのような不祥事を起こさないよう、取材コンプライアンスや、新型コロナウイルス感染予防策の徹底を行います」とコメントした。

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