コロナで苦しんだから選手には…分科会メンバーの意見に野々村友紀子氏「話が違う」

 10日TBS・CBC系で放送された「ゴゴスマ~GoGo Smile」で、政府分科会メンバーで慶大教授の小林慶一郎氏がリモートで生出演。五輪の有観客問題について、コロナで苦しい思いをした国民が、アスリートも我慢すべきと思うか、苦しい思いをしたからこそ、アスリートにはそんな思いをしてほしくないと思うか「考え方の違いはある」と発言。これに野々村友紀子氏は「そこを言われると話は違う」と反論した。

 番組では政府分科会の小林氏をゲストに迎えて議論。その中で東国原英夫が「五輪はやりますが、皆さん観光は控えてね、飲食は9時までといって通用するのか。五輪をやるなら開放ですよ」と五輪を開催するのなら、さまざまな自粛もなくすべきと訴えた。

 これに小林氏は東国原の意見に納得し「五輪を開催するけど、自粛してくださいというのは何らかの形で出さざるを得ないというのは私も共有している」とコメント。

 それに続けて「ただ、五輪そのものを有観客か無観客か考えないといけないのは、アスリートの皆さんに対し、国民がどう言うか」とアスリートに対する国民の考えも影響すると指摘。

 そして「コロナで国民は我慢をしているから、アスリートも我慢してね、というのか、苦しい思いをしたから、同じ思いを五輪に出るような特別な才能を持つ人たちにはさせたくない、ぜひ頑張って五輪で成果を出して欲しいと思うか。考え方の違いはあり得る」と語った。

 これに石井亮次アナウンサーは「ははぁ~。なんだよ、特別かよと怒るのではなく…」と言ったものの「でもそれって、あんまり納得出来る人はいないんじゃないかと…」と首を傾げた。

 野々村も「そう考えられればいいでしょうけど、みんながみんな、スポーツ選手、オリンピックに対し思い入れを持っていることではないので、そこを言われると話は違うんじゃない?と思っちゃう」とこちらも納得いかない表情。「それを言われるなら、こんだけのことをやってると。具体的なことを示して欲しい。そこを置き去りにして、ダッシュで逃げていくみたいな話ばっかり入ってくるので」とコメントしていた。

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