市川海老蔵 売却報道の自宅は稽古場に 長女は麻央さんとの思い出に「ちょっと悲しかった」
歌舞伎俳優の市川海老蔵が9日、公式ブログに動画をアップ。一部で売却すると報じられた都内の自宅を稽古場に改装していることを報告した。
海老蔵は動画の冒頭、「週刊誌ではこの家を売ったということになっていますが、私はこの家を売っていません」と話し、長女の堀越麗禾ちゃん(9)、長男の堀越勸玄くん(7)とともに改装している様子をレポートした。
2人の子どもにとっては、2017年に死去した母、小林麻央さんとの思い出がたくさん残った家。麗禾ちゃんは「ママとパパの部屋はどこにあるの?」と尋ね、海老蔵が「そのままあるよ。触らないようにしている」と答える場面もあった。海老蔵が「ここは麻央との家の原型を残しておく」という部屋に近づくと、麗禾ちゃんは「あまり触らない方がいいよ」とポツリ。海老蔵から感想を聞かれると「ちょっと悲しかった」と正直な気持ちを明かしつつ、「階段とかはそのままだし」とママとの思い出を残そうとするパパの優しさを精いっぱい理解した。
「住まないともったいない。稽古場にするのが一番いいと考えた」と明かした海老蔵は、自身が稽古に集中するための合宿場にするとしながら、「子どもにも、ぼちぼちそういう空間が必要になる」と今後、歌舞伎俳優や舞踊家として本格化していく2人の将来を見据えた。