坂上忍ブチ切れ 分科会外しての五輪開催可否決定に「やり方ひきょう」「どうなの?」

 俳優の坂上忍が3日、MCを務めるフジテレビ系「バイキングMORE」に出演。東京オリンピック・パラリンピックの開催可否について、政府が尾身茂会長率いる新型コロナウイルス感染症対策分科会に諮問しない考えを菅義偉首相が示していることに「やり方がひきょうだ」とブチ切れた。

 尾身会長は5月28日の会見で「総理の方からあなたたちの意見を聞かせてくれという正式な要請はございません」と政府の“分科会外し”の動きを示唆。菅首相も1日に「東京大会の調整会議は2人の感染症専門家の意見を伺っている」と、分科会に諮問しない考えを示した。

 坂上は番組で、コメンテーターの二木芳人昭和大客員教授に「ここに来て、分科会を外すってどうなんですか?」と問うと「明らかに間違っていますね」とピシャリ。

 政府は分科会が五輪開催に反対するのは分かっているための動きであることは明らかで、坂上は「本当、これやり方がひきょうというかさ」と憤慨。コメンテーターの薬丸裕英にも「分科会が反対するのは分かっているけど、反対意見を国民に知らせた上で、それでも私の責任をもってやるんだというのが一国のトップの責任の取り方じゃないの?」と問いかけた。薬丸も「今まで一緒に頑張ってきた分科会を切っているようにしか見えない。これはとても失礼」と同調した。

 坂上は科学的見知が入らない開催決定に向かっている現状に「エビデンスなき五輪をやろうとしているんですか」「このギャンブルに付き合わされるのはかなわない」と怒りを通り越して、絶望的な表情をのぞかせた。

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