玉川氏、代々木公園ワクチン会場は「弥縫策」小池知事にも「危機対応力ないのでは」

 テレビ朝日の玉川徹氏が2日、同局「羽鳥慎一モーニングショー」で、代々木公園のパブリックビューイング(PV)の場所が一転、警察と消防の職員のワクチン接種場所とすると小池百合子都知事が明らかにしたことに「小池さんは実は危機対応力がないんじゃないか」とコメントした。

 番組では代々木公園のPV施設の工事が始まった直後、小池知事がその場所を警察、消防の職員のワクチン接種場所にするとしたことを取り上げた。

 警察・消防職員は築地市場跡地で今月8日からワクチン接種を受けられるが、来月からは東京五輪の車両基地となるため、使用不可に。2回目の接種場所を探していたことから、小池知事は来月以降は代々木公園で接種するとした。なお、五輪期間中のPVは断念か?という質問には小池知事は「工夫次第だと思う」と答えている。

 これに玉川氏は、そもそも1カ月しか使用できない築地市場跡地をワクチン接種場所に選び、今度は代々木公園が批判されていることからそこを2回目の接種場所としたことに「典型的な弥縫策」とバッサリ。

 警察・消防職員の接種については「他にもあったと思う。駒沢の体育館とか、都の持っている外じゃない、わざわざ作らなくてもいい場所っていくつかある。コロナ禍で休館しているし」と、これまでもいくらでも接種場所はあったはずだと指摘。

 「ずっと打つことができたはずなのに、いきなり築地で1カ月。批判があると今度はこっちでやりますと。何をやってんだろうなと」とあきれ顔。

 玉川氏はこれまでも番組内で政府のコロナ対応を批判してきたが「都も、考えてみたら特にこれがすごいというのはやってない。小池さん主導で」と首を傾げた。

 検査についても「広島は(知事が)リーダーシップとってやってるがそういうことは都はやってない。大規模接種だって、他の自治体、神戸市とかは産官学で楽天とかとやっている」と他の自治体を例に挙げ「(小池知事は)そういうことも打ち出してない。危機対応力ないんじゃないですか?小池さん、実は」とも語った。

 これに羽鳥アナは「接種が広がるのは、これはいいことだと思う」としながらも「そこまでの過程、方針のブレは検証する必要はあるのかなと(思う)」としていた。

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