玉川徹氏、熊田曜子DV主張に触れ「結婚した2人もその前は他人」「暴力はおかしい」
テレビ朝日の玉川徹氏が1日、同局「羽鳥慎一モーニングショー」で、タレントの熊田曜子が夫からのDV被害を明かし、離婚を決意したとのコメントを発表したことに触れ、DVを我慢している人たちへ「結婚前は赤の他人、そんな人に暴力を振るったらとんでもない話」と語り、羽鳥慎一アナウンサーも自治体の相談窓口などに相談してほしいと呼びかけた。
番組では熊田が発表した文書を取り上げた。熊田は夫から暴力を受け、警察に通報し夫が逮捕されたこと、熊田が被害届を出したことは「事実」とし、夫からの暴力は「これが初めてではない」「夫が帰宅する時間が近づくと恐怖を感じるようになってしまっている」ことから、離婚を決意したとしている。
玉川氏は「結婚された2人も、その前は赤の他人で、そんな人に暴力を振るったらとんでもない話なんですけど、家庭の中だと夫婦げんかの延長ととらえられてきた部分はある」と指摘。だが「本来はそれは違う話。家庭の中でも、1人の人間として尊重されなくてはいけなくて、一方から他方への暴力なんてあってはいけない」と訴えた。
近年では、警察も家庭内の暴力について積極的に介入しているともいい「家のことだからって我慢している人もいっぱいいると思うがそんなことはない。もともとあなたは(配偶者と)他人なんだから、暴力はおかしいと思っていいですよ」と、DVに悩んでいる人へ呼びかけた。
羽鳥アナも「悩んでいる方はぜひ積極的に(相談窓口へ)」と語っていた。