ニシキヘビ発見の動物園園長にネット「英雄ですね」早くからアパート内に狙い

 横浜市戸塚区で捜索されていたアミメニシキヘビが22日、飼い主が住んでいたアパートの屋根裏から17日ぶりに発見された。「灯台もと暗し」とも言える状況だが、発見者からすれば、当初から想像していた通りだった。その見識に、ネットでは「英雄ですね」とたたえる声が上がっている。

 ニシキヘビを発見したのは静岡県の体感型動物園「iZoo」の園長、白輪剛史氏。ツイッターで「アミメニシキヘビを無事確保することができました。潜んでいる可能性がある場所が多く、捜索には時間と労力が必要な過酷な現場でした。気温を基に予測通り、ヘビを屋根裏から無事発見できました」とつづった。

 白輪氏は、早くから現地で捜索に協力。経過をツイッターで報告していた。15日には「飼育者立ち合いで自宅内、家財、家電、家具を入念に調べましたが、居室内では発見できず」とつづり、飼い主の自宅内を調べたが見つけられなかったことを報告した。

 翌16日には「寒さを凌いでアパートの天井裏、外壁内部に潜んでいる可能性は十分にある。特に飼い主の部屋付近、階段踊り場天井の天板が剥がれており、ヘビの重みで天板が外れた可能性がある。外よりもまずはアパートの構造内部を捜索するべき」とつぶやき。結果的に見つかった屋根裏の可能性を指摘していた。

 18日には「私が建屋構造内の捜索にこだわる理由。それは気温とアパート軒下のケイカル板が剥がれたこと。これは7日には無かった現象で、12日には外れているのを確認しています。可能性としてヘビの重みが内部からかかり、外れたとも考えられます」と改めて、アパート内部にいる可能性が高いことを指摘している。

 21日には「警察の捜索が本日打ち切りとの報道。これ以上、屋外を捜索しても発見の見込みが薄いとの判断だと思います。屋外に出たとしてこれまでの捜索で発見できない状況は正直、不思議です」と無念の思いを吐露。しかし、この日、一発逆転ホームランで発見に至った。

 ツイッターには「お疲れ様でした」とねぎらう言葉から「かっこよかったです」「専門家の分析さすがですね」「英雄ですね」とたたえる声が集まった。

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