お笑い芸人のゆりやんレトリィバァ（３０）が２０日、東大阪市の枚岡神社で、明石家さんまがプロデュースする劇場アニメ映画「漁港の肉子ちゃん」（６月１１日公開）のヒット祈願を行い、ボケ倒して場を盛り上げた。

　本作では、猫など複数の声を担当したゆりやんは、収録を振り返って「さんまさんがブースの外におられて、『この感じやったら…』と、急に決まる役とかもあって」と、“驚き”の裏話を披露。「楽屋もジョニ男さんや、チャンス大城さんと一緒で、ずっと（さんまのお笑い）向上委員会の収録みたいで、本当に楽しかったです」と笑顔で振り返った。

　原作は、ある秘密を抱えた漁港の母娘、肉子ちゃんとキクコの日常と奇跡を描いた直木賞作家・西加奈子のベストセラー小説。祈祷を終えたゆりやんは、「厳かな、心清まる思いですね。漁港の肉子ちゃんの上映が、さらに楽しみになりました」と、心を躍らせた。

　前日１９日、星野源と新垣結衣が結婚を電撃発表。昨年には自身のＳＮＳに「うちで踊ろう」の楽曲にあわせたダンスコラボ動画を投稿していた。結婚について話題が及ぶと、ゆりやんは「え！？ガッキーさんと、星野源さんって結婚されたんですか？」ととぼけ、「ハァ～」と３度倒れ込むと、「ここは？どこなぜ私はここにいるの？」とさらにかぶせ、笑いを誘う。その上で結婚を“予言”していたことを明かした。

　「本当におめでとうございます。思っていた通りです。私はずっとそうなったらいいなって、言ってたんですよ。私も縁結ばれたいです。結ばれた～い」

　枚岡神社は全国的にも珍しい「お笑い神事」で、笑い飛ばして新年の開運を願う「注連縄掛（しめかけ）神事」が行われることでも有名だ。ゆりやんは「映画はすごく素敵なお話で、特に子どもさんと大人の方にみてもらいたいです…全員でしょ、じゃあ！！」と、最後までボケ倒して笑いを誘っていた。