NHK朝ドラ「おちょやん」期間平均視聴率は17・4% 20%の大台一度も届かず

 女優の杉咲花(23)が主演し、5月14日に最終回を迎えたNHK連続テレビ小説「おちょやん」の期間平均視聴率が、関東地区で17・4%だったことが17日、分かった。関西地区では17・2%だった。

 関東地区では、2011年度以降の10年間で2012年度後期作品の「純と愛」(17・1%)に次ぐ低い数字。2019年度後期作品の「スカーレット」以来、2作ぶりに20%台を割り込んだ。前作「エール」の期間平均視聴率は、20・1%だった。

 “地元”の関西地区では、5月14日の最終回に18・9%の最高視聴率をマークする大団円となったが、東西で一話も20%の大台には届かなかった。

 「おちょやん」は、松竹新喜劇で人気を博した女優・浪花千栄子さんをモデルにしたヒロインが、明治時代の末から戦後を駆け抜ける物語。新型コロナウイルスの影響で、予定より2カ月遅れの2020年11月30日にスタートした。

 制作統括の櫻井壮一氏は「竹井千代の人生を全力で、見事に演じていただいた、杉咲花さんには感謝の言葉しかありません。杉咲さんが演じた千代の物語が、少しでもみなさまの心に届き、日々生きていく力になっていたら幸いです」とのコメントを発表した。(数字はビデオリサーチ日報調べ)

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