小池知事 五輪反対35万署名に、ロング回答「安心安全開催は重要です」

 東京都の小池百合子知事が14日、都庁で定例会見を開いた。

 元日弁連会長の宇都宮健児氏が、東京五輪・パラリンピック中止を求めるネット署名で35万件を集め、都に開催中止を求める要望書を提出したとの質問に、「要望の提出があったということは報道などでも承知をいたしております」と答えた。

 「世界的なパンデミックではございますけど、東京2020大会を安心安全に開催するということは重要でございます。引き続きIOC、国、組織委員会など関係者と連携しながら着実に準備を進めていくということであります」と書面に目を落としながら、答えた。

 そのうえで「基本的に東京都にはいくつもの局がありますよね、健康福祉、オリンピック・パラリンピックの準備を進める局。それぞれが、それぞれの役割に基づいて活動している」と説明。

 「オリパラ準備局も日々、テスト大会や、入国の際にどうするか、後の行動をどうするか、アスリートの方々にどういうことをお願いするか。特にアスリートの場合は結果的な問題が起こった場合は、どうするのかなどなど、組織委、IOCと準備をしている。一方、福祉保健局は毎日、コロナ対策で病院との連携調整、感染防止のためのさまざまな施策」と両局の動きを語った。

 「東京都としては両方について、全庁をあげて行っていく進めていくのが役割で、日々進めていく、そこに尽きる」と述べた。

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