平野啓一郎氏、質問はぐらかす菅首相の答弁朗読に「わざとコミュニケーション破壊?」

 芥川賞作家の平野啓一郎氏が11日、ツイッターに新規投稿。菅義偉首相が10日の参議院予算委員会で、立憲民主党の蓮舫参議院議員の質問に対し、問われている内容をはぐらかすかのような答弁書の朗読を繰り返したことについて、「わざとコミュニケーションを破壊しているのか」と“確信犯”の可能性も含めて苦言を呈した。

 平野氏は「前政権、現政権と、もう10年くらい、日本語の会話さえ成り立たない人が総理大臣を務めている」と切り出し、今回の菅首相の答弁について「質問に答えたくなくて、わざとコミュニケーションを破壊しているのか、本当に無能なのか、最早、区別もつかない」と指摘。一方で「そのくせ、事前通告だけはウルサい。というか、事前通告が無いと、更に何も答えられない」と付け加えた。

 同予算委員会では、蓮舫氏からの「五輪選手と日本人の搬送困難事由の人が来られた場合、どちらが優先されるのか?」という質問に対し、菅首相は「海外の競技者及び行動規範」についての答弁を読み始め、その内容が別の質問への答弁書であることが指摘される一幕もあった。蓮舫氏は11日付ツイートで菅首相に対して「明らかに質問と違う答弁書を読み続ける場面もあった」と指摘している。

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