ドラゴン桜 東大地理「答え教えて」「解答ないんかーい」 難解知識は不要と
9日放送のTBSドラマ「ドラゴン桜」第3話で、龍海学園で元暴走族の弁護士・桜木健二(阿部寛)が指導する「東大専科」と、理系トップ藤井遼(鈴鹿央士)の対決で、実際の東大入試で出題された問題が登場した。
英語と地理の2問で、ドラマでは東大の入試問題は、難しい知識を問う問題ではないと伝えるストーリーが展開された。ただ、地理の問題は解答が示されないまま、物語が先に進んでしまい、ネット上では「地理問の答えを教えて欲しい 気になって眠れない」「地理の問題気になるな」「結局あの地理の問題答えなんなんかな」「解答ないんかーいw 誰か教えて」との悲鳴も。
2016年東大入試の問題で、6市町村が合併した新A市は、合併前も合併後も人口集中地区が北部に固まっていることが図示され、「市域内の山間部で発生する可能性があると考えられる行政上および生活上の問題をそれぞれ1つずつ挙げ、あわせて3行以内で述べなさい」が問題。
実際の入試で出題された内容で、解答例が大手予備校のサイトに掲載されているケースもある。難しい専門知識は不要で、ドラマで長澤まさみ演じる弁護士・水野直美が語ったように、「人の気持ちを想像できるか」が問われている。
一方で学年トップとはいえ、理系の藤井に東大2次の地理を出題したことに「理系に地理解かせるのは可哀想」「理一志望で二次の地理の問題で半分点入ってたの普通にすごくね」とのツッコミも入るなど、物語の進行とともに盛り上がりをみせている。