落語家・笑福亭鶴瓶が９日、ニッポン放送「笑福亭鶴瓶　日曜日のそれ」（後４・００）に大阪からリモートで生出演した。

　番組内でこの日、判明した大阪府の新型コロナウイルスの新規感染者数が８７５人で、１９人の死者が確認されたと速報されると、感染して復帰した弟子の笑福亭鉄瓶とみられる人物について触れた。

　鶴瓶は「ウチの弟子もかかりましてね。電話したらものすごいしんどそうで。もう治ったから言えるんですけどね。『大丈夫か』言うたら、『（力なく）はー』って言うてたけど、３９度の熱が３日続いたって言うてました。（療養は）家でです。どこも出れないそうで。（家族は）違う部屋にいてて」と明かした。

　そして、「（具合が）ようなったから電話かかってきたんやけど、（できることなどを）聞けないですよね。どこにもどうしてもできないんですから。そんな近くにいるヤツが（コロナに）なってるんですから、大阪はホンマに大変な状況ですね」と危機感を募らせた。鉄瓶は４月２２日にＰＣＲ検査の結果が陽性と判明し、療養後の５月６日にツイッターで復帰を報告していた。

　また、鶴瓶はワクチンを１７日に接種できる状態になったと明かした上で、女性に多いとされる発熱など副反応を気にかけ「ウチの嫁が心配でね」と話した。

　さらに、緊急事態宣言の延長などを受け、１２日から１６日まで予定された「ＴＳＵＲＵＢＥ　ＢＡＮＡＳＨＩ　２０２１」大阪公演の開催中止に触れた鶴瓶は「ギリギリまでやろうと言ってたんですけど、こうなったら仕方ないんで」と無念の思いを明かした。