小池知事会見 五輪反対署名20万超「不安な人に言葉を」と質問飛ぶ 安心体制作りと
東京都の小池百合子知事が7日、都庁で定例会見を開いた。
新型コロナウイルス感染拡大が危機的状況にある中、東京五輪・パラリンピック開催に関して、取材側からは開催に反対するネット署名が20万超(7日午後現在)になっていることなどを挙げて「(不安は)大会そのものではなく、大会時に医療状況やコロナの状況が悪化しているんじゃないかと不安を覚える人は多く、不安に思っている人に対して知事はどういう言葉をかけるか」との質問が飛んだ。
これに小池知事は「ゲームチェンジャーであるワクチンの確保というのが非常に重要。各国の例を見てもつくづく感じる。現時点でまだ十分に行き届いておらず、早急に進めることがひとつ」と述べた。
さらに「感染者数の数字を確認しながら、じわじわと重症者も増えており、医療提供体制を確保することで安心を確保していきたい」と語り、「何より、感染しないさせない、を皆さんとともに進めたい。安心していただける体制作りが何より重要かと考えております」とした。