鳩山元首相「赤木ファイル」の存在認めた国に注文「マスクを外して全てを公開せよ」

 鳩山由紀夫元首相が7日、ツイッターに新規投稿。森友学園への国有地売却に関する決裁文書改ざん問題で、自殺した財務省近畿財務局の元職員赤木俊夫さん=当時(54)=が改ざんの過程を書き残したとされる文書「赤木ファイル」の存在を国側が認める方針を固めたと報じられたことを受け、「マスクを外して全てを公開せよ」と、内容をオープンにするよう求めた。

 鳩山氏は「森友学園問題で決裁文書の改ざんを命ぜられて自殺された赤木さんが残された『赤木ファイル』の存在を国が漸く認めた」と切り出し、「改ざんの指示系統や過程が全部分かる文書だと赤木さんの上司は言う」と指摘。その上で、「国はまずいところをマスキングして隠すつもりだろうが、コロナとは関係ないのだ。マスクを外して全てを公開せよ」と訴えた。

 「赤木ファイル」の存在については、赤木さんの妻・雅子さんが国側に損害賠償を求めた訴訟の手続きで回答するとみられる。今後はその内容がどの範囲まで開示されるかが焦点となる。全公開されれば、指示系統が明らかになる可能性もある。雅子さん側は2020年3月の大阪地裁提訴時にファイル提出を要請し、国側は存否を明らかにしていなかったが、地裁が回答するように求めていた。

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