“Gaman Week”今年で終わりに…最終日昨年より人出増も交通機関は閑散  

 ゴールデンウイーク(GW)最終日の5日午後3時時点の人出は、NTTドコモがまとめた全国の主要駅や繁華街計95地点中94地点で、昨年のGW最終日の5月6日から増加した。政府は連休中の外出や移動の自粛を呼び掛けたが、空港やターミナル駅では昨年1~2月の感染拡大前の水準に近い地点もみられた。

 羽田空港第1ターミナルは、感染拡大前(昨年1月18日~2月14日)の休日平均と比べ、昨年5月6日は70.7%減に落ち込んだが、今年5月5日は10.8%減と59.9ポイント上昇。東京・銀座と渋谷センター街もそれぞれ昨年から29.4ポイント、29.9ポイント上向いた。関西3府県では、京都駅が28.5ポイント、大阪・梅田が13.2ポイント、兵庫・姫路駅が18.9ポイントそれぞれ上昇した。

 一方、各交通機関ではコロナ禍の前のような激しいラッシュはなかった。JR各社によると、5日の各新幹線は従来の大型連休に比べ低調。東海道新幹線上りで、午後3時半すぎに名古屋駅を出た「のぞみ28号」の自由席乗車率が90%だったが、目立った混雑はなし。東北、上越、北陸各新幹線では午前に自由席乗車率が5%にとどまる列車もあった。

 例年は大渋滞が起きる高速道路でも、東京近郊の一部を除き全国的に渋滞の発生はなかった。

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