おぎやはぎ矢作「ウソのレベルとしては一番下」 “署名偽造事件”関与認めた事務局長に

 フジテレビ系「バイキングMORE」が5日、愛知県・大村秀章知事のリコール運動をめぐる“署名偽造事件”で、これまで偽造への関与を一切否定していたリコール団体の田中孝博事務局長が一転、署名の収集を広告代理店に依頼したと認めたことを詳報。お笑いコンビ、おぎやはぎの矢作兼は田中事務局長の主張を「ウソのレベルとしては一番下ですよね」とバッサリ切り捨てた。

 この“事件”をめぐっては昨年6月にリコールの会が設立され、高須クリニックの高須克弥院長が会長に就任し、名古屋市・河村たかし市長もバックアップ。同年11月に約43万5000筆の署名(リコールに必要な署名は約86万6000筆)を提出したが、今年2月に選挙管理委員会から署名が偽造された疑いで約36万筆、83%が無効だと判断された。

 それを受けて同月に高須会長と会見した田中事務局長は「自身に関しては関与していません」と断言していた。

 だが、田中事務局長は今月3日のFNNの取材に態度を一転。「署名収集作業は依頼したが、アルバイトのことだとか書き写しを細かく指示したことは全くない。『収集も大変なんだ』と話したら、(広告関連会社が)『ウチ収集できますよ』と言ってきた。『書き写すことも名簿作ることも署名作ることもできますから』って」と依頼は認めたが、違法な偽造は指示していないと主張。「書き写した名前の人を訪ねて、実際の署名を求め有効にするつもりだった」とも話したという。

 矢作は「ウソのレベルとしては一番下ですよね。家でいったら、お母さんが子ども呼んで『どうしてそんなウソつくの』って怒られるやつでしょ、これ」と呆れた表情で笑い、MCの坂上忍も「不正のやり方もわかりやす過ぎるし、ウソの付き方もウソのレベルに果たしていってるのかレベル」と追随した。

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