伊藤健太郎 出頭即逮捕状「気付いたら手錠つけられ」 現場で携帯いじり報道は「連絡」

 昨年10月28日に都内で乗用車を運転中、バイクに衝突し、乗っていた2人を負傷させて立ち去ったとし、自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで逮捕(同30日に釈放)され、今年3月に不起訴処分となった俳優・伊藤健太郎(23)が1日、TBS「新・情報7daysニュースキャスター」の取材に答えた。

 前日4月30日に同番組の取材に応じた内容が放送された。テレビでこの問題を語るのは初めて。

 伊藤は、事故後に「なぜ停車しなかったのか」との問いに、ただちに停車すべきだったと後悔。ただし、当時は「1周して左折を繰り返してその場に戻ろうというのに必死だった。逃げてる認識はなかった」と説明した。

 追いかけてきた車と「戻れ」「戻るところです」とやりとりした後に、Uターンして現場に戻ったと説明した。

 事故現場で、携帯をいじっていたとも報じられたことを聞かれると、「どのタイミングをその方が見たのか分からない。駆けつけて『すみませんでした』とやってるところじゃないところを、その方がみられたのかな」と語った。

 「携帯触ってたのは事実。会社に、社長に連絡しないといけなかったので。連絡しているなかで触っているところを、端から見たら、いじってると見られることもあると思いますし、そう思われてしまったら、仕方のないことです」と話した。

 事故翌日朝に原宿署から連絡があり、事務所社長とともに出頭した。「実況見分でずっと立ち会って下さってた警察の方が、僕に対して逮捕状出てますと、紙を読み上げられてたんですけど、そのときに、『あっ、俺ひき逃げになってるんだ、これ』って思いました」と振り返った。

 出頭してから手錠をかけられるまで1分もかからなかったという、とのナレーション説明があり、伊藤は「手錠はまた、別の方がいらっしゃって。これって自分につけられるものなのかなというか、ほんとに一瞬だったんで、全てが。気付いたら手錠を付けられてという感じではありました」と語った。

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