吉本新喜劇のチャーリー浜さんが呼吸不全、誤嚥（ごえん）性肺炎のため、１８日に死去した。所属する吉本興業が発表した。７８歳。チャーリーさんは６２年に吉本新喜劇に入団。舞台を中心に活躍したが、そんなチャーリーさんがロケに出たことで一部で「神回」とも呼ばれたのがＡＢＣテレビの「相席食堂」だった。ネットではチャーリーさんの訃報に「今日はチャーリーさんの相席食堂を見る」などの声が上がった。

　チャーリーさんが出演したのは１９年８月２７日。京都・祇園に姿を見せると、千鳥の２人は「吉本イチの奇人！」「マジでヤバイ！」と大興奮。チャーリーさんはかつて祇園に住んでいたといい、勝手知ったる場所で生き生きと振る舞う。行きつけのベーカリーやとっておきの名店を紹介。

　さらに「祇園花月」では吉本新喜劇メンバーと相席することに。我が家のような楽屋で完全にオフモードとなり、末成由美との相席し、チャーリーさんの知られざる素顔が明らかになる。また爬虫類カフェにも出向き、爬虫類とも“相席”する。

　当時の「相席食堂」ＨＰでは「テレビでロケを見ることはほぼ皆無！」とうたっており、貴重なロケ番組となった。

　ファンはもちろんこの回を覚えており、ネットでも「相席食堂で元気もりもりだったのに」「もう一回見たかった」「この前相席食堂で見たとこやったのに」「チャーリー浜が出た時の相席食堂マジで神回やった。ＲＩＰ」「相席食堂で俺の中の１位はチャーリー浜」など、追悼する声が続々と上がっている。